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“品質”に絶対の自信─久留米市 髙田英明さん

さらに品質の良いレタスを作りたいと話す髙田さん
さらに品質の良いレタスを作りたいと話す髙田さん

 「レタスに対する熱意は人一倍あり、品質では誰にも負けない」と力強く語るのは、筑後川が流れる久留米市太郎原町でリーフレタス作りに励んでいる髙田英明さん(29)だ。

 髙田さんは、就農して9年目。20歳まで建築会社で働いていたが、父の影響を受け農業を始め、今では部会でも有数の栽培面積を誇る。レタスの種類や時期を数年にわたり記録し、小まめで丁寧にレタスを育ててきた姿には、野菜に対する愛情が感じられる。

 そしてレタス作りへのこだわりがある。「排水が命」だと語る髙田さん。水の落とし口に向けて勾配をつけ、極力水がたまらないように、排水に気を配る。また、換気にも心掛け、レタスが湿気を含むことで引き起こる病気を防いでいる。

 この地域は、筑後川の土手沿いにある砂地で、土がミルフィーユのようにいくつもの層でできているため、野菜作りに適している。恵まれた土地と、髙田さんの水管理でおいしいレタスができる。

 77人のレタス農家で組織する生産部会の中でも、地域ごとに選出される部会員で構成する生産委員会では、生産体制を常に研究し、切磋琢磨(せっさたくま)して農業に取り組んでいる。

 「さらに品質の良いレタスを作ること。また、出荷量や雇用者を増やすなど規模を拡大していくこと」が今後の目標という。

 

大学生記者 中村学園大学 永末ゆり
大学生記者 中村学園大学 永末ゆり