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“消費者目線”で栽培─大任町 鈴木光輝さん

にこやかな笑顔が印象的な鈴木さん
にこやかな笑顔が印象的な鈴木さん

 最近グリーンスムージーのはやりなどで注目を集めている小松菜。今回取材したのは、にこやかな笑顔が印象的な鈴木光輝さん(34)。就農2年目の鈴木さんは、大任町で小松菜を中心に、米やその他の季節野菜を栽培している。

 前職は楽器販売店でサラリーマンをしていた経歴を持つ鈴木さんは、就農する際「青年就農給付金」を活用した。就農前に2年間じっくりと研修を行うことや、資材をそろえることができたのは、この制度の経済的なサポートがあったからだという。

 鈴木さんのこだわりは、減農薬栽培や、利益を重視した大きな規格ではなく食べやすい大きさで収穫するなど、消費者の目線に立った栽培だ。

 これからの目標は、規模を拡大し「法人化」すること。聴覚障害を持つ両親の働く姿を見てきた鈴木さんは、身体障害者の雇用の拡大や、地域雇用への貢献など、働き手の支援にも積極的な考えだ。

 そんな鈴木さんにとって農業は「熱意」。相手が野菜だからごまかしが利かない。やればやった分だけかえってくることが、大きなやりがいにもなるそうだ。その手に育てられ生き生きと輝く小松菜に、ますますの活躍が期待される。

 

大学生記者 中村学園大学 北古賀優紀
大学生記者 中村学園大学 北古賀優紀