学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

ピクルスで魅力発信 JA糸島伊都菜彩出荷者 柴田一広さん

自信作のピクルスをアピールする柴田さん
自信作のピクルスをアピールする柴田さん

 朝9時すぎ、多くの買い物客がにぎわい、スタッフの声が行き交う。糸島の新鮮な食材が一挙に集まるここ、伊都菜彩は糸島農畜産物の恵みがぎゅっと詰まっている。

 店内を散策するとスタイリッシュな小瓶が目に留まった。野菜のピクルスだ。このピクルスを手掛けているのは柴田一広さん(50)。10年前、父親の病気がきっかけでUターンした。

 糸島にはこんなにおいしい野菜があるのに、なぜ売れないのか。規格外を破棄処分にしてしまうのはもったいないという思いから、昨年、地元の同級生らと共に糸島STYLE事業を立ち上げた。規格外や市場余剰分の野菜を、ピクルスに製造して販売を始めた。

 お薦めのセロリのピクルスを味見すると、程よい酸味に野菜の食感を生かした、かりこりとした歯触りが後を引く。野菜の種類に合わせて調味液を工夫しているという。おいしさへのこだわりが垣間見える。

 「このピクルスから糸島の魅力を知ってもらえれば」と柴田さんは話す。将来は全国へ販路を拡大し、多くの人へ糸島の魅力を発信したいと考えている。ピクルスを扉に、糸島への道をつくる柴田さん、きらりと光る人物に出会った。

 

大学生記者 福岡女子大学 庄田ひかりさん
大学生記者 福岡女子大学 庄田ひかり