学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

「お客さん第一」浸透
JAたがわ来てみんねかながわ 入船 清さん


「消費者に安全・安心な野菜を届けたい」との思いを込めて作る
入船さん

 今回取材したのは、JAたがわ管内で野菜を栽培する入船清さん(68)。季節に合わせた野菜を消費者に届けようと、年間10種類(ニンジン、キャベツなど)を「JAたがわ来てみんねかながわ」に出荷する。入船さんの野菜は即完売してしまうほど人気だ。

 転勤が多かった入船さんは退職後、生まれ育った地に戻り、農家を受け継いだ。粘土質土壌で、野菜栽培に適している金川地域の農地に愛着があった。

 入船さんの農業には、消費者を気遣ったきめ細かさが見られる。それは、直売所に並べてある野菜を見れば一目瞭然だ。泥一つ付いておらず、茎を切りそろえ、長さ・大きさが均一だ。「消費者に販売する際には見た目がきれいな野菜を」と洗浄を丁寧に行っているそうだ。

 入船さんは安全・安心な野菜を提供するため、減農薬にこだわる。試行錯誤を繰り返した結果、有機質肥料を使い、木酢と植物調整剤を使った農薬にたどり着いた。農薬指導士の資格を取得するほど精通している。

 「お客さんを第一に、小回りが利くような栽培を心掛けている」と語る。消費者に寄り添って作った野菜は、食べた人をとりこにする。

 


大学生記者
福岡女子大学 安倍詩里さん