学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

一足早く“旬”を出荷
JA柳川「ふれ愛の里」 藤木邦彦さん、陽子さん


二人三脚で農業を営む藤木さん夫妻

 のどかな暖かい雰囲気に包まれた柳川に、笑顔がすてきな夫妻がいる。今回取材したのは、JA柳川「ふれ愛の里」に野菜を出荷している藤木邦彦さん(59)、陽子さん(56)夫妻。邦彦さんは40代で退職後、陽子さんと共に本格的に農業を始めた。現在では「ふれ愛の里」の利用組合長も務めている。

 藤木さん夫妻は、95アールの畑に冬はホウレンソウやブロッコリー、夏はオクラやキュウリなどの野菜を栽培する。邦彦さんは品種選びや出荷を、陽子さんは収穫や袋詰めを担当し、二人三脚で農業を営んでいる。「直売所でお客さんと話をするのが楽しくて、一番の励みになる」と話す2人に、人との関わりを大切にする温かさを感じた。

 こだわりは二つ。まずは肥料。堆肥や微生物からつくられる有機質肥料を使っている。肥料によって野菜の甘味や日持ちの良さが変わるといい、野菜によって使い分けているそうだ。

 二つ目のこだわりは出荷時期。旬の野菜を前倒しで栽培し、早く出荷する。高い技術が必要だが、最も重要なのは温度管理。その日の気温や天気に合った温度管理をしているという。長年農業を営んできた藤木さんだからこそできる技だ。

 今後はセロリの栽培もしたいと前向きに語る。新しいことに挑戦しようとする藤木さんは、明るく生き生きとした表情だった。

 藤木さん夫妻の愛情が詰まった野菜。ぜひ「ふれ愛の里」に足を運んでみては。

 


大学生記者
福岡女子大学 梅田あゆみさん