学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

“柿の魅力”伝えたい
うきは市 西見浩さん


「父がしてきた農業を続けていきたい」と話す西見さん

 今回取材したのは、うきは市で柿を栽培する西見浩さん(33)。普段は家族3人で栽培し、繁忙期だけパートを雇う。柿は1カ所の敷地だけでなく、約10カ所で合計300アールで栽培されている。

 実家は父が一代で農家を立ち上げたため、西見さんは2代目に当たる。西見さん自身は農業高校、農業大学を出て、子どものころから家の手伝いをする中で次第と家を継ぐ形になった。農作業は小さな頃から身近にあり、父が楽しそうに作業する姿を見て農業に引かれていった。

 柿を栽培する中で、最も苦労するのはイノシシや猿などの鳥獣被害。鉄柵や電柵を設置していても対策は不十分という。一方で、やりがいを感じるのは消費者に食べてもらった時や、今年の出来は良かったと言われた時。

 今、力を入れているのは「秋王」という品種。県が開発した品種で、さくさくとした食感とほぼ種がなく食べやすいのが魅力だ。

 最近の若者の果実離れに対して、柿の魅力は「甘くておいしい上に、二日酔いにも効くこと」と話す西見さん。若者向けの柿としては、しゃりしゃりした食感の「太秋」という品種を勧める。

 これから旬を迎える柿をぜひ多くの人に食べてほしい。

 


大学生記者
福岡女子大学 田中季歩さん