学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

岡垣町蕾菜生産 深田信さん
周囲の支えが原動力


蕾菜の株を抱える深田さん

 深田信さん(69)はJAを定年退職した後、県のブランド野菜の一つ蕾菜(つぼみな)の生産を岡垣町で始めた。蕾菜は、博多の春を告げる野菜ともいわれている。

 無農薬にこだわりながら8、9月から準備を始め10月に植え、1~3月に収穫する。夏から秋、そして冬の寒暖差を経験した蕾菜は、程よい辛味とこりこりとした触感が特徴の個性派野菜となる。

 蕾菜は集合したわき芽を収穫する。1株から12、13個取れる。収穫後、一つ一つ手作業で水洗い、計量、規格ごとに選別し、パックにこれらを丁寧に詰め市場に出荷している。 

 私は、この過程を実際に見て知ったことで、蕾菜が私たちの元に届くまでの苦労や食への感謝の気持ちを改めて感じた。手間暇が掛かり、利益とのバランスも難しい農業を続けることができている原動力について尋ねた。

 深田さんは、笑顔で「みんながいるから、やれるだけやろうと思う」と、周囲の支えが現在の農業の原動力になっていることを話してくれた。

 農業を家族や友人と支え合いながら楽しんでいる深田さんの姿はとても印象的だった。

 


大学生記者
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