おすすめレシピ
RECIPE

巻蒸(けんちん)(JA福岡京築)

ポイント&コメント

  • 昔は結婚式の引き菓子として必ずついていました。郷愁を誘う、懐かしい味です。江戸時代、中津藩で蘭学を修めた医者であった田中信平が、長崎で学んだ中華料理をヒントに考え出し、以来200年間伝えられてきた伝統和菓子です。

 

材料

乾十六寸豆350g
乾きくらげ80g
砂糖1.7kg
濃口しょうゆ144cc
小麦粉250g
吉野葛250g
作り方
  1. 乾十六寸豆は7~8時間水2浸ける
  2. 1を火にかけ、豆が踊るように30分沸騰させ、豆がやわらかくなったら水を捨てる
  3. 乾きくらげは水に浸して戻し、根元の固いところを切り落として千切りにする
  4. 大鍋に2と3を入れ、砂糖、濃口しょうゆ、水900ccを加えて5分ほど沸騰させ、540ccの水で溶いた吉野葛を入れて強く混ぜる
  5. 粘りがある程度出たら火から下ろし、ふるいにかけた小麦粉を振りいれながらよく混ぜる
  6. セイロにセロハンを敷き、5を入れて、上にセロハンを被せ、火に掛け、2時間蒸す
  7. 途中、1時間ほどたったら水を継ぎ足し、セイロの上下を入れ替える
  8. 蒸し上がったらそのままの状態で24時間放置し、セイロから取り出して適当な大きさに切り分ける