JA野菜ソムリエ通信

カブ

甘味があり、生はシャキシャキ、加熱するとなめらかな食感

カブの天ぷら

【カブパワー】消化を助ける!
カブはアブラナ科の一種で日本では古くから食べられている野菜のひとつです。カブは根と葉で栄養素が異なります。
根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類されます。根にはビタミンCやカリウムが含まれています。また、消化酵素のアミラーゼが豊富に含まれているので、胃もたれや胸やけの予防・改善に効果があります。葉の部分は根よりも栄養が豊富でβ-カロテンやビタミンC、鉄、カルシウムなどのミネラルや食物繊維が豊富です。

材料

  • カブ 2個
  • 天ぷら粉 1/3カップ
  • 冷水 約50㎖
  • 塩 少々
  • 揚げ油 適量

作り方

    1. カブはよく洗って皮を剥き、茎の付け根の部分を少し残して6等分にくし形切りにし、水気をしっかり拭き取る。
    2. ボウルに天ぷら粉、冷水を入れ、少し粉っぽさが残るくらいにさっくりと混ぜる。
    3. 揚げ油を※中温に熱し、カブを②にくぐらせて油に入れ、ときどき返しながら、3~4分揚げて油をきる。
      ※中温:油に菜箸を入れた際、または素材を油に入れた際に、細かい泡がシュワシュワッと上がってくる程度
    4. 器に盛り付け、塩を添える。

野菜ソムリエ上級プロ 久保ゆりか

カブの選び方

葉の緑色が鮮やかでみずみずしいもの。
根は白く、ハリがあり、傷がないもの。ひげ根が少なく、ピンとしているものを選びましょう。

カブの保存方法

葉と根をつけたままにしておくと葉に水分を奪われてしまう為、すぐに葉と根に切り分けましょう。葉は濡れた新聞紙やキッチンペーパーに包んでポリ袋に入れて冷蔵庫で保存。根はビニール袋に入れて冷蔵庫に保存します。