第9回「国民の食と農やくらし、いのちを考えるセミナー」
2022年 03月18日
TPP11や日米貿易協定等による我が国農業分野の大幅な規制緩和が進むなか、いまだ新型コロナウイルス感染症が終息する気配を見せず、社会的・経済的機能が著しく低下し、国民の食やくらし、いのちを脅かす状況が続いています。
一方、地球温暖化による異常気象や大規模な災害の発生により、世界規模でのカーボンニュートラルやSDGsへの動きに対応すべく、わが国も昨年、「みどりの食料システム戦略」を策定し、環境調和型農業を推進することとなりました。
このような状況を踏まえ、国民の命をつなぐ「食」について、食料安全保障の重要性はもとより、将来にわたって農業の持続性を確保する観点からも、国産の農林水産物が絶えることなく、十分に供給できるためのシステム整備が必要だと考えます。
ついては、国消国産を担保する我が国の農林水産業のあり方について、一般消費者も含めた県民が問題認識を深めるとともに、今後の「食料の安全保障を考える福岡県民ネットワーク」の活動にも資することを目的に開催いたします。
なお、いまだ新型コロナウイルス感染症が猛威を奮っているため、今回もYouTubeでのWEB配信にて開催いたします。
今回は、本ネットワークのアドバイザーである東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授の鈴木宣弘氏に三度ご登場いただき、「みどり戦略は食と農の未来を拓けるか」と題してご講演をいただきます。
詳細は下記の添付ファイルをダウンロードしていただければ、ご覧になれます。
なお、以下のURLおよびQRコードより直接、「食料の安全保障を考える福岡県民ネットワーク」YouTubeチャンネルにアクセスできます。
食料の安全保障を考える福岡県民ネットワーク - YouTube
お問い合わせ先
JA福岡中央会 農政地域対策部
TEL:092-711-3824